「第5回菜の花サミットinあわじ開催」(2005.3.26-27)
すでに回を重ねること5回。今年の全国菜の花サミットは、司馬遼太郎さんの小説「菜の花の沖」の舞台である、淡路島五色町で開催されました。このサミットは、阪神淡路大震災10年を記念して、不測の事態での食料やエネルギー自立もテーマにしたサミットでした。
愛・地球博に続いての大きなイベントでしたが、参加者はこれまで最高の1,000名を超え、盛会のうちに終了できました。
第1日目、井戸敏三兵庫県知事の歓迎のあいさつのあと、基調レポートを千葉商科大学三橋規宏教授が、講演をデンマーク風の学校のケンジ・ステファン・ スズキ代表に行っていただきました。
そのあと、淡路島の2つの小学校と高校の環境学習発表会と「菜の花プロジェクトが循環型地域形成にもたらす効果について」と題したパネルディスカッ ションがあり、全国8つの団体による「リレートーク」が行われました。今回のリレートークでは、はじめて公募で発表団体を募集して行い、また、韓国における菜の花プロジェクトの取り組みも報告されました。
また、2日目には、滋賀から4台のBDFカートを運び、BDFカート体験試乗会が行われました。今回参加したBDFカートは、菜の花プロジェクトネッ トワークの「菜の花号」、あいとうエコプラザ菜の花館の「愛東号」、(有)エルフの「エルフ号」、それに、滋賀県立八幡工業高校の「八工号」です。2人乗りのカートもあり、親子連れで体験試乗を楽しんだ人もおられました。
BDFカートの試乗会は、4月29日から滋賀県東近江市の「菜の花館」で開催される「菜の花学会・楽会」でも行われる予定です。
(「第5回全国菜の花サミットinあわじ「サミット宣言文」はこちら。)