第15回全国菜の花サミットin東近江「サミット宣言文」

 菜の花サミット宣言

 菜の花プロジェクトは,日本の春の風物詩であり,誰もが親しみを覚える「菜の花」をシンボルにして「資源循環型社会の構築」を目指して進めてきました。

 菜の花プロジェクトは、地域から出る廃食用油を「資源」として循環させる取り組みに始まり、暮らしのあり方を見直し、持続可能な経済のあり方を探りながら、新しい時代を切り開く鍵として「地域自ら考え、地域の自発的な発想により進めること」(地域の自律)、「地域自らがまず行動し、地域の責任で地域を経営すること」(地域の自立)を基本に取り組んできました。

 地域に元気を生み出すためには、国による経済振興に期待しているだけではなく、地域にある資源を「つかう」、地域に必要なサービスを「つくり出す」、そのために地域にあるものを「つなぐ」という地域からの自律的な取り組みが必要です。

 滋賀のシンボルである琵琶湖の保全から始まった取り組みは「環境の分野」から「エネルギーの分野」「食や農業の分野」「里山や森林の分野」「福祉の分野」など、幅広く地域課題と向き合いながら進んできました。

 そしていま、地域の環境を守ること、地域資源を生かすこと、地域の課題を地域自身で解決する自治の力を持つことが地域を豊かにするために重要であることを再認識しています。

 私たちは、地域の未来が「どうなるか」を考えるのではなく、地域自らが「どうするか」を選んでいかなければなりません。

 私たちは時代の消費者ではなく、時代の生産者です。
 私たちは歴史の観客ではなく、歴史の主役です。
 私たちは政治の脇役ではなく、政治の主人公です。

 第15回菜の花サミットin東近江で私たちは、菜の花プロジェクトが地域を元気にしてきたことを確認し、FEC自給による持続的な地域社会の実現に向けて意見交換しました。

 この菜の花サミットに参加した私たちは、地域を元気にするための力強い地域モデルづくりに今後も取り組むとともに、私たちが求める豊かさの実現に向け、「地域の意思を国家の意思としていくこと」を国に強く求めていくことを宣言します。

2015年4月26日
「第15回全国菜の花サミットin東近江」参加者一同