3月24日(木)
菜の花プロジェクトネットワークの「福島での農業復興のためのボランティア事業」2015年度活動報告書ができあがりつつあります。
東日本大震災があった2011年の秋から毎年1回福島の復興支援を目的にナタネ播種事業を行っています。
昨年の秋で5回目を迎えました。
ナタネ播種を続けているのは、地震と放射能被害を受けた「須賀川市」(福島空港のある市です)と津波による塩害と放射能汚染を受けて農業が出来なくなっている「南相馬市」です。
チェルノブイリで菜の花プロジェクトを進めてきた仲間たちの経験から、菜の花は土壌のセシウムを吸収して土壌浄化を行うこと。菜の花が吸収したセシウムはナタネの油脂部分には吸収されず食用にしても大丈夫なことが証明されています。
こうしたことから、復興支援の一環として「農地再生」「農業再生」の手助けを菜の花を一面に育てるという取り組みを進めているのです。
この秋も、ナタネ播種ボランティアバスの運行を予定しています。また来年は南相馬市で「全国菜の花サミット」を開催予定です。
ぜひ、福島に注目してください。