135.生活協同組合エスコープ大阪

最終更新日 2010-03-25

住所 〒590-0151 大阪府堺市南区小代727番地
TEL 072-293-4660
FAX 072-341-0022
URL http://s-osaka.coop/
E-mail
担当者 (代表)奥 万里子・(担当)村田 裕之
機関紙 りっぷる
会員数 22,179名

活動の概要

  • 地域づくりの一環として、転作田を耕し、菜の花を植え、草取り、肥料まきを行い、農作業を体験。菜の花の咲く頃に地域で集まりナタネを収穫し、搾油等を行う。

活動の歴史

  • 2006年度「シャボン玉フォーラム」in大阪の開催受け入れを機に「持続可能な循環型社会の実現に向けた取り組みの一つとして、大阪府よりの提案を受けBDF利用社会実験の事業に参加。その初年度に、富田林市東条の遊休農地0.3haにナタネを植え第一歩を踏み出す。
  • そして全国規模の「菜の花プロジェクトネットワーク」に参加し、2年目の取組みとして、農家・府民・企業・市民団体・行政などの協働でナタネ栽培からバイオディーゼル燃料の製造と利用までの社会実験を行った。
  • エスコープ大阪は富田林市東条地区でのナタネ栽培だけではなく、なたね油の利用と廃食油の回収の役割を担う。製造されたBDFは、軽油にBDFを5%以内に混合して㈱阪急バス、㈱南海バスの路線バスのべ420台に利用された。

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最近の活動状況

  • 2008年12月から菜の花サークルとして、農作業を通して食と環境を考える場として活動する。
  • エスコープ大阪の店舗、城山台Doと庭代台サンでは廃食油からBDF化に取組んでいる市民団体「ASU(あす)の会」の廃食油回収の拠点となり、持続可能な循環型社会の一役として活動している。

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今後の方向

  • 地元河南町「道の駅かなん」の阪上駅長の協力を得て遊休地を活用し、食と環境のテーマを考える場として活動していく。

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活動の課題

  • 大阪府事業としての一環でスタートしたナタネ栽培からバイオディーゼル燃料の製造と利用までの社会実験が終了し、現在は遊休地の有効利用として菜の花栽培や野菜栽培を継続しながら地域づくりを主体においた活動を現在模索中である。

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