92.大隈地区環境対策連絡協議会 曽於ブロック

最終更新日 2010-06-03

住所 〒899-7301 鹿児島県曽於郡大崎町菱田1218-48
TEL 099-471-6050
FAX 099-477-2612
URL
E-maail
担当者 宮地光弘 (そおリサイクルセンター)
機関紙
会員数
  • 大隅地区環境対策連絡協議会 曽於ブロック
    • 曽於市役所  市民課
    • 志布志市役所 環境政策課
    • 大崎町役場  福祉課
  • そおリサイクルセンターは曽於郡の委託を受けて、資源ゴミの中間処理 を行っているところです。
  • 事業主体は各市町役所ですが、連絡先はそおリサイクルセンターまで。

活動の概要

  • 平成12年4月
    • 廃食油の回収を実施。曽於郡8町。石けん化、および燃料化を開始。
    • ごみ回収車7台(パッカー車5台、トラック2台)に使用。
  • 平成12年7月
    • そうリサイクルセンターで廃食油燃料化プラント稼働開始。
  • 平成13年4月
    • 大崎町で生ゴミ分別回収を実施、堆肥化を図る。
  • 平成13年11月
    • 大崎町が菜種の播種を行う。(7ha)
  • 平成14年5月
    • 刈り取り
    • 大崎町で食用油製品化。約2,000本の菜種油(900ml)。
    • 油の回収量24t
  • 平成14年11月
    • 大崎町が菜種の播種を行う(14ha)。
    • 油の回収量36t
  • 平成15年1月
    • 財部町、有明町、大崎町がそれぞれ町の第三セクターで運営する店舗で廃油石けんの販売開始。

現在に至る。

【志布志市・大崎町の活動】

  • 下水道整備などの普及率が低く、家庭から排出される「てんぷら油」が河川水質汚濁の一因であることから、各家庭に廃食油専用容器の配付を行い、平成12年度から「そおリサイクルセンター」に委託により廃食油の回収と軽油代替燃料(BDF)精製と石けんの製品化を行っている。
  • 衛生自治会では、サンサンひまわりプラン、菜の花エコプロジェクトの推進から遊休地を活用し生ごみ堆肥など有機肥料だけを利用した畑を活用。 肥料も生ごみ堆肥など有機肥料だけを利用し、遊休地で無化学肥料と無農薬の栽培を実施した。
  • 平成18年度は、ひまわり100万本、菜の花畑約15haに播種作業を行っている。
  • 大崎町では、下水道整備などの普及率が低く、家庭から排出される「てんぷら油」 が河川水質汚濁の一因であることから、各家庭に廃食油専用容器の配付を行い、 平成12年度から「そおリサイクルセンター」に委託により廃食油の回収と 軽油代替燃料(BDF)精製と石けんの製品化を行っている。
  • 衛生自治会では、菜の花エコプロジェクト実行委員会を設立し、遊休地を 活用し生ごみ堆肥など有機肥料だけを利用した菜の花畑を平成13年度から復活。
  • 平成13年10月に実行委員の田畑約7haに試験的に播種作業を実施。肥料も生ごみ堆肥など有機肥料だけを利用し、遊休地で無化学肥料と無農薬の 栽培を実施した。
  • 春には菜の花の復活を喜び食用油2000本/900mlを製品化し完売。平成14年度は、田畑約14haに播種作業を行っている。

最新の活動状況

  • 平成21年度曽於地区2市1町では、引き続きは廃食油の回収を行っている。回収実績は合計40トン(44m3)で、軽油代替燃料を精製しており、曽於地区の資源ごみ回収車両11台及びフォークリフト3台が稼動している。

WS211313今後の方向

  • 大崎町衛生自治会では遊休地活用は、借地を中心に実行委員で耕作している。荒地の農地化と収穫作業に多額の経費を要し収益の面が見込めない状況にある。
  • この事業は、収支の面から見ると廃食油収集の意義など環境問題に理解がないと継続することは難しい。
  • 食用油「ヤッタネ! 菜ッタネ!」の販売を実施しています。
  • 廃食油石けん「そおプ」も販売している。
  • 地域循環促進のため、菜種油・ひまわり畑等の拡大を図る。
  • 石鹸の利用拡大を図る。

活動の課題

  • 軽油代替燃料精製の際に発生する不要物(グリセリンを含むもの)について焼却しない 方法の模索。
  • 燃料化とは直接関係ないが、車両の燃費向上。(CO2削減)
  • 最新型車両での燃料使用でトラブル防止
  • 菜種の連作障害防止