菜の花プロジェクト誕生の地・東近江では、地域のことは地域で解決する、地域の食とエネルギーの自立・自律をめざす運動を1980年代から展開しています。1998年、「菜の花プロジェクト」が愛東町でスタートして10年後の2008年、東近江東部地域のNPOやまちづくり協議会など10団体で「東近江ハンドシェーク協議会」を設立。農林水産省・農山村地域力発掘支援モデル事業の採択を受け、5年間の事業計画を策定しました。
「学ぶ」プロジェクト:体験プログラムの開発、「食べる」プロジェクト:郷土食の再発見・農家レストランの開業支援、「安らぐ」プロジェクト:農家民宿の開業支援の3つのプロジェクトがはじまり、「食べる」プロジェクトでは2008年~2012年、『家庭料理大集合』を開催し、次世代に伝えたい地域の伝統的な料理や家庭ならでは の料理レシピを集積しながら、地域の宝として共有していくための活動がスタート。「一日限りの農家レストラン」 も開催し、施設の整備や運営、連携のしくみ、経営方法について協議を重ねながら実現に向けた取り組みを進めてきました。
2013年、地域の暮らし・「食」と農をつなぐ新しい交流拠点「あいとうふくしモール」が完成、高齢者のケア、障がい者の自立を支援する施設と、地域の食と暮らしを支える拠点として福祉支援型農家レストラン「野菜花」がオープンしました。ファームキッチン「野菜花」では、東近江の人と風土と歴史に育まれた伝統食や郷土料理、季節の恵みをいただく知恵や工夫、愛情あふれる家庭料理レシピをもとに、東近江ならではの地域メニューを提供しています。
*あいとうふくしモール・ファームキッチン「野菜花」東近江市小倉町1975-3 TEL.0749-46-1455 FAX.0749-46-1425
東近江じまん「家庭料理大集合」 2009 ー冬の味ー |
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2008年7月、「愛のまちエコ倶楽部」が呼びかけ、東近江市東部地域で活動中の菜の花プロジェクトネットワーク、遊林会などのNPOやまちづくり協議会等10団体で「東近江ハンドシェーク協議会」を設立しました。この地域にあるもの「人」「自然」「情報」「歴史」「文化」等の宝をつなぎ、生かすことで、地域で人や物やお金がうまく回る仕組みができないかを考え、実践していくプロジェクトです。農家の人たちが作るレストランの開業を目指して、「あいとうエコプラザ菜の花館」「河辺いきものの森」が連携し、一から楽しめる米や野菜・果樹づくり、味噌づくりなど体験型のプログラムにも取り組んでいます。
東近江ハンドシェーク協議会では、年間70万人が訪れる道の駅「あいとうマーガレットステーション」などの集客施設を抱えながら宿泊施設が少ない滋賀県東近江市で、農家民泊を普及させる取り組みを進めています。全国から「あいとうエコプラザ菜の花館」へ研修に訪れる人たちの宿泊研修はじめ、滞在する観光客を増やすとともに、郷土料理を提供する農家レストランの開業などで魅力を高め、地元経済の活性化を目指します。2008年8月に実施した農家の宿泊体験では、「地元の人とふれあえて良かった」「田舎の親戚みたい」と観光客モニターに好評でした。 5年以内をめどに、東近江地域で宿泊できる農家や、永源寺や愛東地区で増えている空き家を 改修し民宿にしていく予定です。
こうした遠来から東近江を訪れる人たちへのおもてなしプロジェクトとして、地元の人が各家庭でつくってきた家庭料理を募集し、「東近江じまん!家庭料理大集合」を開催することになりました。地元レシピを東近江の共有財産としていくために、記録にのこしデータ化し集積していきます。 第1回として開催した「2009年ー冬の味ー」編 では50品目のレシピが集まりました。
東近江じまん「家庭料理大集合」 2009 ー夏の味ー「食」からはじまる農村と都市の交流をめざして |
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「東近江ハンドシェーク協議会」は、東近江市東武エリアを地域モデルに食と農をつなぎ、地域にある有形無形の財産を再発見し、新たな価値を生み出していく地域活性化事業に取り組んでいます。愛のまちエコ倶楽部、まちづくり協議会、遊林会、菜の花プロジェクトネットワーク等のまちづくり、環境保全に取り組み地域で活動するNPOや市民グループが協働し、資源循環モデルの視察ツアーにこの地を訪れてくださるひとたちに、「あいとうエコプラザ菜の花館」を中心とした視察・研修とともに、地域の暮らしを体験してもらうための体験型ツアーの仕組みづくりをはじめています。学ぶ、観る、食べる、体験する……その具体的なプログラムをつくり、実践をしていくために2008年度から地産地食・宿泊・おもてなし・公報・コミュニケーション活動などをテーマに検討委員会を開催しています。
東近江ハンドシェーク協議会では、「食」を通して私たちが受け継いできた地域の歴史や伝統、生活文化、暮らしの知恵をあらためて見直し、次世代へ手渡していきたいと考えています。そこで東近江市に居住する人から「家庭料理」を募集する「東近江じまん!家庭料理大集合」を2009年の2月に「冬の味」編、7月に「夏の味」編として開催しました。また菜の花プロジェクト【菜の花学会・楽会」では全国からの参加者を対象に農家民宿体験も行いました。そして「家庭料理大集合」の開催とともに先進地への視察・宿泊体験、「農家民泊研修会」や「グリーンツーリズム人材育成講座」などのセミナーを重ねながら、農家民宿・農家レストランを具現化する準備をすすめています。
地域の特産物や季節の野菜を生かした料理、我が家じまんの味、地域ならではの味、親から子へ孫へ伝えたい味をテーマに、「東近江自慢!家庭料理大集合」でこれまでに集まった料理レシピの数は100種類近くになります。今後さらに「春の味」「秋の味」も開催し、こうして集まった家庭料理のレシピを地域で共有しながら、農家民宿や農家レストランの実現に向けて活用していく予定です。
東近江じまん「家庭料理大集合」 2010 ー春の味ー「食」と「農」をつなぐ…農村と都市の交流をめざして |
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東近江ハンドシェーク協議会では、「食」を通して私たちが受け継いできた地域の歴史や伝統、生活文化、暮らしの知恵をあらためて見直し、次世代へ手渡していきたいと考えています。そこで東近江市に居住する人から「家庭料理」を募集し、データ化した料理レシピを地域で共有していく試みとして「東近江自慢!家庭料理大集合」がスタートしました。2009年2月「冬の味」編、7月「夏の味」編、2010年4月「春の味」編につづき、11月には「秋の味」編を開催します。東近江の一年の食卓を彩る家庭料理から、地域の特産物や季節の野菜を生かした料理、地域ならではの伝統の味、我が家の人気メニュー、親から子へ孫へ伝えたい一品などをテーマに集積した家庭料理のレシピを地域で共有しながら、農家民宿や農家レストランの運営に活用していく予定です。
「東近江ハンドシェーク協議会」は、東近江市東部エリアを地域モデルに食と農をつなぎ、地域にある有形無形の財産を再発見し、新たな価値を生み出していく地域活性化事業に取り組んでいます。愛のまちエコ倶楽部、まちづくり協議会、遊林会、菜の花プロジェクトネットワークなど、まちづくり、環境保全に取り組み地域で活動するNPOや市民グループが協働し、資源循環モデルの視察ツアーや学校教育の一環としてこの地を訪れる大人や子供たちに、「あいとうエコプラザ菜の花館」を中心とした視察・研修とともに、農家民宿を通して地域の暮らしを体験してもらう体験型ツアーの仕組みづくりがはじまりました。学ぶ、観る、食べる、体験する…その具体的なプログラムをつくり、実践をしていくために、2008年度から地産地消・宿泊・おもてなし・公報・コミュニケーション活動などをテーマに検討委員会を開催しています。これまでに「家庭料理大集合」とともに「一日だけの農家レストラン」を開催しながら、先進地への視察・宿泊体験「農家民宿研修会」や「グリーンツーリズム人材育成講座」等のセミナーを重ね、受け入れ拠点として農家民宿・農家レストランの整備に取り組んでいます。また東近江市で毎年開催される菜の花プロジェクト「菜の花学会・楽会」では、全国からの参加者を対象に、地域の食材でもてなす交流会や農家民宿体験なども行っています。
東近江じまん「家庭料理大集合」 2010 ー秋の味ー地域の暮らし・食・農をつなぐ、あたらしい交流拠点へ… |
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「東近江ハンドシェーク協議会」は2008年7月、東近江市東部地域で活動する愛のまちエコ倶楽部、遊林会、菜の花プロジェクトネッ トワークほかNPO・まちづくり協議会等の10団体で設立されました(現11団体)。そして同年より5年間の事業計画を策定し、「学ぶ」「食べる」「安らぐ」をテーマに3つのプロジ ェクトの実現をめざして活動を続けています。
「食べる」プロジェクトでは、郷土食の発掘や農家レストランの開業支援として、地域の 特産物や季節の野菜を生かした料理、我が家じまんの味、地域ならではの味、親から子へ 孫へ伝えたい味をテーマに、東近江市に居住 する人たちから「家庭料理」を募集する「東近 江じまん!家庭料理大集合」をスタートし、 2009年2月「冬の味 」編、7月「夏の味」編 、2010年4月「春の味」編、11月「秋の味」編を開催しました。これまでに集まった家庭料理のレシピは200種類近くになります。東 近江を訪れる人たちへの「おもてなし」として、地元の人が各家庭でつくられてきた料理のレシピを東近江地域の共有財産として活用していくために記録をデータ化し集積していくとともに、「一日だけの農家レストラン」を開催したり、地域イベントのお弁当づくりなど実践プログラムにも取り組んでいます。
また先進地への視察・宿泊体験、農家民宿研修会や「グリーンツーリズム人材育成講座」 などのセミナーを重ね、農家民宿・農家レス トランを具現化する準備をすすめながら、 2010年より愛東地区で京阪神や東京からの教育旅行の受け入れを開始しました(2011年、農家民宿3軒が開業)。
東近江ハンドシェーク協議会では、「食」を通して私たちが受け継いできた地域の歴史や伝統、生活文化、暮らしの智恵をあらためて見直し、次世代へ手渡していきたいと考えています。NPOや市民グループが協働し、資源循環モデルの視察ツアーや学校教育活動でこの地を訪れてくださる大人や子どもたちが、「あいとうエコプラザ菜の花館」を中心とした視察・研修とともに農家民宿を通して地域の暮らしを体験してもらう体験型ツアーを実践しながら、地域の食と農をつなぎ、 人びとが伝え継いできた歴史や文化など有形無形の財産を再発見し、新たな価値を生み 出していく地域活性化事業に取り組んでき ました。さらに2011年より、地域の暮らしと食と農の課題に取り組む拠点として、より深化したスタイルの福祉支援型・農家レストランの開設に向けて準備を進めています。
東近江じまん「家庭料理大集合」 ーわが家のおやつー |
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東近江じまん「家庭料理大集合」 ーわが家のおせちー |
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