最終更新日 2010-03-25
住所 | 〒321-0924 栃木県宇都宮市下栗下栗1丁目4番地3 [赤帽栃木県軽自動車運送協同組合 内] |
TEL | 028-638-1919 |
FAX | 028-638-1226 |
URL | http://tochigi.akabou.or.jp/ |
担当者 | 原田守男 とちぎ菜の花プロジェクト(代表者)・創見交流会(会長) |
機関紙 | |
会員数 | 35名(創見交流会) |
活動の概要
- 本会は、栃木県内において,事業を営む異種業者の集まりで、会員は35名ほどです。 創見交流会の「創見」とは「今までにない独創的な見方・考え方」をモットーに名付けた会の名称で、1993年に創設。
- その間、勉強会や講習会、各種イベント、ボランテイア活動などを行い、事業経営に役立つ情報交換と会員相互の意思の疎通を図り、社会貢献活動を行ってまいりました。
- 創見交流会「とちぎ菜の花プロジェクト」は、2003年2月に発足、「菜の花による地域に根ざした循環型社会作り」のために活動を開始致し、今年で7年目を迎えました。
- 昨年秋に蒔いたタネは寒い冬の季節を耐え春には見事に開化します。
- 桜の花咲く黄色い絨毯のような菜の花を囲んでハチミツ採取の実演を行い、バーベキュー大会と幼稚園の児童などによる和太鼓の演奏で大いに盛り上げたいと思っています。
- 子供たちの笑顔が目に浮かびます。昨年、「蜂蜜採取、ナタネ収穫、種蒔き作業」の模様は、その都度、地元テレビで放映されるなど大きいな話題を集めました。
- 本年度は、今まで秋に蒔いた菜の花のタネ蒔き作業を「春蒔き」に変更し、試みることになりました。
- なお、宇都宮市上戸(釜川添い)と宇都宮市欠野(子供科学館北側)の遊休農地、合計200アールで有機栽培を行い、100%純粋な健康菜種油として製品化したいと思っています。
- 国産菜種油の自給率は「0.05%」と低く、とても稀少価値のある純国産食用油です。
- アサカの菜種には「エルシン酸」がまったく含まれていないため、「安心・安全」な食用油で健康的で、とても人気の高い食用油です。また、菜の花100パーセントの純国産ハチミツも商品化する予定です。
- 今後も私たちは、遊休農地の解消や観光資源の掘り起こしで、農村地域の活性化を図るとともに、菜の花野菜、菜種油、菜の花ミツバチの地産地消やバイオマス利活用による資源循環型社会を構築するため、ナタネ栽培を本格的に普及するにあたって、モデル地域における、ナタネの栽培やナタネからの食用油の採取と活用、また、その廃食油をバイオディーゼル(BDF)燃料として利活用実証を行って参ります。
- 私たちは、次世代に引き継ぐ重要な役割を背負っていると考えています。
取り組み計画
1.本年度は、菜の花栽培の面積をもっと拡大して生産性を高める。
2.ナタネの種蒔きシーズンを「秋蒔き」から「春蒔き」への変更を試みる。
3.養蜂家と提携して純粋な「菜の花蜂蜜」を製品化する。
4.県内の「菜の花ネットワーク」の拡大を目指す。
5.地域菜の花いっぱい景観運動の推進。
6.遊休農地で菜の花復活運動の推進。
7.地域住民と行政への参加の呼びかけ。
8.新商品の開発研究。町づくり・町おこしの推進。
9.BDF燃料の開発研究。
10.廃食油による脱排水運動。廃食油による石けん作り。
11.裏作の研究。
12.循環型社会つくり「菜の花募金」運動実施。
13.会員の増員対策。
14.「NPO法人の設立」を目指し「地域貢献活動」を推進する。
問題点(活動の課題)
課題や問題点については、「採算性、助成金の確保、菜の花基金活動の展開、参加者の意識高揚と協力体制、商品の販売方法」など、課題や問題点は沢山ありますが、良い種を蒔けば、必ず良い芽が出てくることを信じて今後も活動を続けて参ります。