20.生活クラブ生協 千葉

最終更新日 2005-08-31

住所 〒261-0011 千葉市美浜区真砂5丁目21番12
TEL 043-278-7768
FAX 043-279-7490
URL http://www.s-coop-chiba.jp/
E-mail
担当者 新保ちい子(理事長)/長田美枝子(担当理事)/渡嘉敷寿子(事務局)
機関紙 コルザ 月 1回 発行
会員数 36,063人(2005年6月末現在)

活動の概要

  • 旭市環境保全・循環型農業モデル事業「サンライズプラン」のひとつの事業に位置付けた菜の花栽培事業活動に参加し,資源循環型社会のモデルづくりを進めます。さらに地域に広がる活動を目指します。
    • 「サンライズプラン」旭市環境保全・循環型農業モデル事業の愛称。
    • 5団体(旭市,JAちばみどり,(農)旭愛農生産者組合,全国農業協同組合連合会,生活クラブ生活協同組合)の協同事業。

活動の歴史

  • 2002年4月『シャボン玉フォーラムイン千葉』の活動報告の中で,“菜の花プロジェクトネットワーク”・“菜の花エコプロジェクト”について知り、2002年より資源循環型社会を目指す新しい運動としてスタート。
  • 梨農家との兼ね合いにより、同年の県内各地での菜の花の栽培は断念した。
    以来,千葉県の「なのはなエコプロジェクト」については旭愛農の実験農場をモデル地域として,活動。2005年度からは圃場を旭市内に移し市内小学校も 含めて栽培事業を行うことにした。
  • 生活クラブの各ブロックにおいても、独自の活動を継続中。

現在の活動

  • 4月 「菜の花祭り」をサンライズプラン推進協議会主催に変更し,旭市,JA ちばみどり,(農)旭愛農生産組合,全国農業協同組合連合会,NPOせっけんの街, タイヘイ(株),米澤製油(株),(有)ベルグ,ロザリオの聖母会,旭市農産物研究会、生活クラブ生協千葉が参加して行われた。
  • 6月 2004年10月に種まきをしたなたねを組合員と生産者で収穫。
    • 2004年に収穫したなたねを5%~10%配合し生活クラブ提携生産者の油あげ類の 揚げ油に使用。
    • 2005年6月より12月分まで共同購入で取り組み。
    • BDF学習会開催。
    • 廃食油の行方を調査中。
  • 8月 資源循環を学ぶ 夏休み親子企画開催
    • 2004年に収穫したなたねを搾油し,目玉焼きを体験してもらい親子で廃食油を 使いせっけん作りの実施。
    • NPOせっけんの街の講師を依頼し,BDFについて説明を聞く。

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  • 生活クラブの関連団体であるNPOせっけんの街が廃食油を回収し、せっけんの製造、販売,BDF製造。

2003年度の実績

  • 4月  菜の花祭りを生活クラブ組合員と(農)旭愛農生産組合で開催(八日市場市旭愛農実験農場)
  • 6月  2002年11月に種まきをした菜種を組合員と生産者で収穫
  • 10月  組合員と生産者で種まきを実施
    • 収穫したなたね900kgは、米澤製油(株)に依頼し、100%国産なたね油丸缶600ml入り490本に製品化した。
    • 組合員になたね缶のラベルのデザインを公募し,それを貼り販売し,菜の花の“わ”プロジェクト実行委員会の活動のアピールに利用した。
    • NPOせっけんの街手賀沼せっけん工場へのエルフA型の導入にともない、BDFについての学習会に参加した。
    • 生活クラブ独自活動として7箇所で種まきを実施した。

2004年度の実績

  • 4月  菜の花祭りを組合員と生産者で開催。
  • 6月  2003年10月に種まきをしたなたねを組合員と生産者で収穫。
  • 10月 組合員と生産者で種まきを実施(旭市のサンライズプランで手配した圃場)
    • 収穫した470kgのなたねは 兼吉商店に依頼し搾油し,(農)旭愛農生産組合と生活クラブ生協から参加しました。
    • 今後の油の使い方については、検討中。(生活クラブ独自活動)
    • 廃食油リサイクルせっけんの利用を広める活動として、利用者からのアイディアを募集し冊子化して、講演会参加者や希望者に配布した。
    • 京葉西・東葛南ブロック合同で,また上総ブロックにおいて,菜種の栽培から搾油という一連の活動を実施し,独自に菜の花祭りを開催した。

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今後の方向

  • 生活クラブ生協としては、06年春に菜の花祭り、収穫などに参加する予定。
  • 菜の花の“わ”プロジェクトとしては,地域の中で個人参加型による菜の花の栽培を 通し,資源循環を体験していく。
  • 柏センターのトラック1台がBDFを使用していることを多くの組合員に知らせること。
    化石燃料のかわるエネルギーについて共同購入事業との接点も 考慮しながら広めていく。

活動の課題

  • 循環型社会を意識した活動を,地域へどのように広げるかが,今後の課題。