最終更新日 2010-1-30
住所 | 〒398-0002 長野県大町市大町3302 |
TEL | 0261-22-7601 |
FAX | 0261-22-7601 |
URL | http://npo.omachi.org/ |
担当者 | 傘木宏夫(代表理事)・太谷優子(菜の花ステーション) |
機関紙 | |
会員数 | 144名 |
活動の概要
- 2002年10月に本会は発足し、それから半年間の「市民からの仕事おこしワークショップ」(全6回)の成果として、このプロジェクトが立ち上がりました。
- 2003年度より、実験的な取り組みを開始し、大町市障害者共同作業所「ひまわりの家」との共同による商店街からの廃食油回収と実験農場でのキザキノナタネの栽培と、搾油などを行ってきました。
- 2004年度よりは、バイオ軽油を精製するレンタルプラントを導入し、会員により自家用利用しています。また、菜の花農業生産組合も発足し、休耕田やスキー場跡地を利用して、5.5ヘクタールにキザキノナタネを栽培しました。
- 2005年度は、菜の花農業生産組合が、長野県の支援を受けて、搾油から瓶詰めまでを行える設備を独自に導入することになり、本格的な商品化を目指します。そして、事業としての確立を図るために、「東京菜の花プロジェクト連絡会」との連携により、生産物(菜種油)と廃棄物(廃食油)でつなぐ取り組みを始めることとなりました。 観光地としての特性を生かして、エコツアーの受け入れ促進を視野に、都会と中山間地の共生と対流を図りたいと考えています。なお、この年の10月1日(土)、2日(日)は「持続可能な社会をつくる元気ネット」が主催する「環境と経済の好循環のまち・全国サミットin信濃大町」を受け入れて、これからの取り組みを紹介しました。
- 2006年度は、バイオ軽油の生産体制を拡充、定着させ、市内の旅館・ホテル、飲食業などの協力を得て、月に1500リットルの食廃油を回収し、バイオ軽油として普及しました。主に農業、建設業などの公道以外で使う耕運機、重機などに使われています。 また、エキストラヴァージンオイルとしての「なたねオイル」の生産を本格化させ、「菜の花オーナー制度」を立ち上げました。 環境と健康に配慮した地域おこしの取り組みを体験するエコツアーも好評でした。
- 2007年5月には、市内の他の環境保全グループなどと連携して「残雪に花ウォーキング」を開催しました。
- 2008年5月には、『全国菜の花サミット jn 信州・大町』を「食油文化の再生」 ~地球温暖化防止と循環型社会をめざして~をテーマに開催し、全国からのべ510名の仲間が集いました。
また、菜の花オーナー制を永年制とし、現在250名余が登録しています。
12月には国営アルプスあづみの公園のクリスマスのイルミネーションに、ここのバイオ軽油が使われました。1ヶ月の間に2,400リットル程供給しました。
- 2009年度は、地場産の食油のはかり売りを始め、5月には、菜の花畑で「菜の花ピクニック」を開催し、多くの観光客が訪れました。試食会等も好評でした。
12月には昨年に引き続き、国営アルプスあづみの公園のイルミネーションにバイオ軽油が利用されました。
- 現在はバイオ軽油事業も定着し、月に1,500~3,000リットル供給可能となり、県から再生輸送業と再生活用業の指定を受け、市のごみ収集車にも使用されることとなりました。
- 最近は、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌など、メディアにも紹介されるようになりました。
水と空気、そしてオイルのおいしい、信州・大町にぜひお出かけ下さい。
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○共同・協力団体